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三次は「自分の好きなことを仕事にしたい人」が多いまち

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「このまちには、起業しやすい環境がある」

まずは、自己紹介をお願いします。

小林 真季です。中学校から演劇を始め、高校で一度辞めたのですが、社会人になってから劇団テアトル広島に入団。それから20年間続けていました。結婚を機に三次に移住することになったことがきっかけでテアトル広島を退団。現在は、アシスタラボさんに在籍しつつ、演劇教室を立ち上げ、活動しています。起業したきっかけは、周りの身近な人たちが起業しているのを見たことです。身近な人たちを見て、私も起業してみたいなという興味が沸きました。三次市は、演劇という文化があまりない場所だったで、だからこそ私はこの地で演劇を根付かせていきたいと思いました。私がアシスタラボに勤めてから、女性だけで約60名弱が起業しています。

三次市の人の特徴は?

人の特徴にも影響していると思うのですが、「起業しやすい環境」ということが特徴の1つだと思います。「起業したい」「自分で何かしたい」という人がアシスタラボに集まるんです。1度のセミナーに20〜25名くらい集まります。そこで仲良くなるんです。仲良くなって「やろうやろう」という雰囲気が出来て、起業することに前向きに取り組むようになっています。就業支援もしているのですが、なかなか自分が好きな仕事に就けないという女性の相談も多く、その中でもやっぱり「自分の好きなことを仕事にしたい」という若い方が多いのです。そういった方々には今起業している方を引き合わせたり、アシスタラボで実施しているセミナーを受けてもらったりしています。改めて、三次のまちとしての特徴のひとつは、起業しやすい環境があることと。人の特徴は「自分の好きなことを仕事にしたいという人」が多いことかもしれません。

「このまちには、ウェルカムなコミュニティがある」

三次市の魅力はどんな部分ですか?

まちの人たちが誰に対してもウェルカムで、コミュニティを大切にされていること。自然が豊かで、スポーツが出来る環境がたくさんあること。また、海外の方との国際交流も気負いせずに行われていることですね。また、広島市内には、忙しいお母さんたちが多い印象です。忙しいので、お母さん同士のコミュニティみたいなものは出来づらいと思います。一方で、三次市に来てからは、市内でのお祭りや保護者同士、ママさん同士のつながりが強い印象です。私が三次市に来たとき、知り合いが全くいなかったため、とても不安でした。そこで私はボランティア団体に入ってみることにしたのです。そのボランティア団体は絵本を60代以上のおばあちゃんが集って読み聞かせをする団体でした。若い人はあまり多くないのですが、そのおばあちゃんたちがとても新参者に寛容な方々でした。というのも、入った初日に「今日花見があるから行かない?」という連絡がすぐ来たんです。「私、妊婦ですが良いですか?」と返信したら「全然良いよ」とお答えくださいました。花見中は「お子さん生まれたら一緒に頑張ろうね」と声を掛けてくれました。それから気持ちがほころんで、地域の人とどう関わったら良いのかという不安が解消されました。

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もし小林さんが市長になるとしたら、何をしたいですか?

自由学校を作ってみたいです。三次市でも「夢見る小学校」を実施したいです。子どもに選択肢を与えてあげられる施設のような場所があったら良いと思っています。1つの指定の学校に行くということではなく、選択肢が複数ある施設をうまく活用できると、自由な発想で子どもたちを遊ばせることができるようになると思うんです。もしそれが実現できたら、もっと三次市に住みたいという人が増えるのではないかと思っています。

三次市のスポーツコミッションにふさわしい人はどんな人でしょうか?

人を繋げるのが好きな人です。そういう方は人のことが好きで、人に興味を持って接して、特徴や強みを知ることが出来ると思うんです。

これから三次市でスポーツコミッションのメンバーとして働く方へのメッセージをお願いします。

まずは三次市に来てもらって、このまちがどんなところなのかを知ってもらいたいです。気に入っていただいたあかつきには、地域を盛り上げる企画やイベントのアイデアを出してもらえたら、地域ももっと盛り上がると思います。

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